ドイツ出張紀行①
コロナ禍などの影響で延び延びになっていたドイツ出張ですが、いよいよ必要に迫られ訪問してきました
期間は1週間。前回は6年前でホテルなどほぼ同じ準備で向かいます。
羽田空港からミュンヘン空港まで直行便です。フライト時間は約14時間。
ロシア上空を飛行できないのでアンカレッジからベーリング、北極を通るルートです。

羽田を深夜11時発、翌日朝7時に到着です。さすがに長時間のフライトで疲れました。
スムースに入国審査を終え空港レンタカーカウンターへ。

前回はメジャーなEuropcarでしたが、今回は少し安価なOK Mobilityです。スペインの会社みたいです。
事前情報で知っていましたが基本的に予約した車ではなく別の車でした(MG)そしてこれも事前にわかっていましたが車のグレードのアップグレードを進められます。
MGはなんだか怪しいのとアウトバーンを長距離移動するので10ユーロ/日の追加でアウディA3にしました。そして追加保険加入の勧誘。これも知っていたので事前にwebでRentalcover.comに加入しておきました。
案内に従い駐車場に向かい自車を発見。念のためボディチェックしたら、なんだこれは!

一応、車体をぐるりと傷確認して写真撮影
少し不安になりながらも出発。
空港のレンタカー専用駐車場の出口でやたらと明るい照明があるゲートがありましたが、なんとこれはレンタカーが駐車場を出る時の外装をすべて撮影しているようです。人の目で時間かけてチェックするより、借りて出る時の外装写真と帰着時の写真を比較して傷チェックしているようです。これは便利だし双方の証拠になり安心できますね。人手も不要になり時間がかからないし素晴らしい合理化ですね。
そしてアウトバーンへ。ドイツは右側通行なので慣れるまで慎重な運転が必要です。
それと、右端(低速車用)を走っていると突然右折レーンに入ってしまうので3車線の真ん中を走行するのが良いです。

アウトバーンというと速度無制限が有名ですが速度無制限区間は結構限られており、速度規制がかなり細かく定められています。無制限区間から120km/h規制となる箇所では皆さん結構な勢いでブレーキを掛けます。ドイツでは速度規制は厳密に守らないとオービスやパトカーにつかまってしまいますから。
無制限区間で300km/hぐらいから120km/hまでフルブレーキングする事や、追い越し車線を160km/hで走っていたらいきなり目の前に車線変更してくる車がいたり、いかにブレーキが大事かと言う事を思い知らされます。ドイツのアウトバーンでは日本では踏むことないようなマヂフルブレーキングが日常で必要になります。
だから、ドイツ社はブレーキの性能を最優先する為、ブレーキダストが出ても確実な制動力を優先しているんですね。
アウトバーンはドイツを網目のように走っておりすべて無料なのでさすが自動車大国だと感心します。田舎の方は片道1車線になったり田園風景がきれいだったり自然豊かです。
順調に進み、宿泊地のネルトリンゲンへ到着しました。

続く


