ドイツ出張紀行④

先輩に教えてもらった健康法?酒の飲み方

グラッパという、ブドウの皮を発行させて蒸留した度数の高い酒があります。

これを小さなショットグラスでくいっと飲み干し、濃いダブルエスプレッソを飲み干すと、なんと不思議なことに飲み過ぎた翌日もすっきり二日酔い知らず。てそんなわけないでしょ!と思っていたのですがドイツで毎晩これで締めると、夜も寝つきが良く、朝もすっきりでした。とても不思議です。

それで色々調べたらこの飲み方は古くからヨーロッパでは一般的であり、よく知られているらしいです。

これは、度数の高い酒を少量一口で飲んで、胃を活性させて濃いエスプレッソで洗い流すような感じでしょうか。

グラッパはブドウの皮で出来た蒸留酒、カルバドスはリンゴで出来た蒸留酒、シュナップスは梨の皮で出来た蒸留酒です。エスプレッソには多めの砂糖(溶け切らないほどの)を入れて飲むのが通らしいですが、私は砂糖は入れませんでした。

独特の形状のグラスは、グラッパグラスともいわれており、手のひらで丸い部分を握り、温めて香りを楽しむための形状だそうです。ワインの搾りかすで作ったグラッパですが素晴らしい複雑な香りと度数のわりに刺激が少なく飲みやすいのど越しが堪らないです。

それと合わせるエスプレッソですが、カフェイン量が少ないのです。

そもそも量が少ないので使用する豆の量が通常のドリップコーヒーの半分と言う事と、ごく短時間で抽出することでカフェインが少なくなるそうです。また、エスプレッソには深入り焙煎豆を使用しますが焙煎が深いほどカフェインは少なるそうです。

だから食事の最後にグラッパとエスプレッソで締めても寝つきがいいんでしょうね。

続く