KMF社製保持器が拓く、自由な軸受設計の世界
軸受の選定と聞くと、JISやISOで規格化された製品から選ぶのが一般的ですよね。もちろん、これら規格品は入手性、コスト、安定した品質といった面で多くのメリットがあり、ほとんどの用途で最適な選択肢となります。
しかし、世の中には規格品では対応しきれない、特殊な要件を持つ機械製品も存在します。今回は、その中でも特に工作機械分野のインデックステーブルや回転円テーブル、旋回テーブルといった、高精度と高剛性が求められる機械に焦点を当ててみましょう。
工作機械用テーブルベアリングの現状と課題
これらのテーブルには、現在、工作機械用テーブルベアリングと呼ばれる独自の複合軸受が主要な軸受メーカー各社から販売されています。中でも代表的なのが「3ローラーベアリング」です。これは2組のアキシャルローラーベアリングと1つのラジアルローラーベアリングが組み合わされた製品で、内輪、外輪のフランジには取り付け用のボルト穴が設けられています。お客様の装置にボルトオンで組み込むだけで、高い精度と剛性を実現できるため、市場で大きなシェアを占めています。しかし、これらのテーブル用軸受は、非常に大径であるため高価であるという課題があります。また、同等サイズの回転テーブルでは同じメーカーの同じ型番のベアリングが採用されることが多く、機械メーカーごとの独自性や特徴を出しにくく、差別化が困難という側面も持ち合わせています。

独自設計ベアリングという選択肢
一方で、これらの専用複合軸受に頼らず、独自に回転テーブルを構築しているメーカーも存在します。これは、そもそも軸受メーカーの複合軸受が販売される以前から独自の設計で製造を行ってきたメーカーや、自社の製品に独自性を持たせるためにベアリングの軌道面を独自に設計・製作しているメーカーです。
これらのメーカーは、独自に保持器を設計・製造しています。多くの場合、砲金や黄銅を切削加工し、櫛型やかご型、あるいはローラーに貫通穴を設けてピン止めするなどの構造で専用品を製作していますが、これらは非常に高価であり、保持器の設計には深い経験と知見が求められます。大手軸受メーカーのように年間数万個から数十万個といった大量生産であれば、金型を用いた樹脂射出成形品や金属板金プレスで製造することも可能です。しかし、年間数百個から数千個規模の生産量では、そのような大量生産向けの保持器製造は困難です。さらに、大手軸受メーカーに樹脂保持器を販売している樹脂成形業者も、少量生産には対応が難しいのが現状です。結果として、独自設計ベアリングを製造する上で、保持器の入手または自社製造が大きなネックとなっていました。

KMF社製保持器が、貴社の独自設計を強力にサポート!
ここで、独自設計ベアリングの強力な味方となるのが、KMF社製の保持器です。
KMF社は、独自の技術でボール、ローラー、ニードルなどの保持器を供給しています。しかも、驚くべきは、自由な直径を1個から安価に供給可能な点です。基本的なバリエーションの中からであれば、直径サイズにかかわらず金型費や設計費は一切不要です。
KMF社は、樹脂保持器を連続射出成形方法で全自動で数千メートルという単位で連続生産しています。そして、それを用いたスラスト、ラジアル、アンギュラーなど、様々な保持器を豊富に取り揃えているのです。もしあなたが独自設計のベアリングをご検討されているなら、KMF社製保持器は非常に有効な選択肢となります。ぜひ、FT EngineeringのウェブサイトからKMF社製カタログをダウンロードし、リニアベアリングケージやボールベアリングケージをご覧ください。
KMF社製カタログダウンロードはこちら https://ftengineering.jp/kmf_catalogue/

きっと、他社にはないユニークな製品ラインナップが、あなたの独自設計を強力に後押しすると確信しています。
FT Engineeringが、貴社のオンリーワンを形にします
私たちFT Engineeringは、お客様の独自設計ベアリングの設計・開発を全面的にご支援いたします。「こんな軸受が欲しい」「既存のベアリングでは解決できない」といったお悩みがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。お客様の製品に最適なソリューションを、KMF社製保持器と共に提供できるよう、全力でサポートさせていただきます。
お問い合わせはこちら https://ftengineering.jp/bearing_request/
自由な軸受け製品カタログ(PDF)は以下をCLICK





