【メカニカル・ユニット】の設計・製造はお任せ下さい

私達は、世界から部品を集めて販売するだけの企業ではありません。
そこに、【設計】を加えてユニットやモジュールで納品させて頂く【エンジニアリング企業】です。

世界の革新的な専門メーカーから部品を調達し、
+機能性の高い部品を使ったユニット全体の設計を行い、付加パーツを設計、
+成形加工、製造、組立て工場ラインでユニット開発し、
+付加価値を付けて納品致します。

例えば、ロボットの骨と関節だけではなく、その周りの軟骨だったり、靭帯だったりを成形、製造し、組立てて、骨格全体にして納品する中間エンジニアリング企業です。

※ユニットとはシステムや製品を構成する独立した機能単位、または交換可能な構成要素
※モジュールとはシステムや製品を構成する独立した機能単位、または交換可能な構成要素
※骨格とは 動物の体をささえ、内臓を保護している固い構造物。甲殻類などの外骨格と脊椎動物の内骨格とがある。ヒトは、200個余りの骨から成り立ち、関節結合・縫合・軟骨結合などによって構成される。

部品調達 + 設計・製造 でユニットで納品致します

FT エンジニアリングのメカニカル・ユニット

エフティーエンジニアリング社のオーダーメイドベアリングの特長

少数対応1個から低コストで製造可能です。

短納期:短納期で対応可能です。(最短2ヵ月~)

多種素材:幅広い素材の選択が可能です(鉄系、軽合金、エンプラ等)

設計支援:ご要求仕様に合わせて弊社で設計対応いたします。

特殊仕様:ギア付き(内歯、外歯)トリプルリング、表面処理

量産対応:量産の対応も最適な生産方法でコスト合理化いたします

オーダーメイドベアリングの適応例

1.医療機器

対 象:X線画像診断装置
機 構:X線FPD回転部、X線受光部シャッター回転機構
従 来:該当回転部は内径に配線、配管や機器ユニットが通るため150mm以上の内径サイズが必要となる。
従来構造はリングにカムローラーを配置して回転案内していた

問題点:リングを3か所以上のカムローラーで支持する為それぞれのローラー当たり調整を均等に予圧をかけることが困難であった。
    また、荷重方向変化により回転体の変位が多く精度低下の原因となっていた。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

薄肉で大径ベアリングを使用する事で内部隙間の調整が不要で剛性が向上、精度が向上しメンテナンス不要となった。
組み立ても工数も取り付けボルトによる取り付けで低減できた。
回転動力もベアリング外輪に直接ギア(又はコグ)を設けることで部品点数の削減とトータルコストの大幅削減、機器のサイズをコンパクトにすることが出来た。
内外輪のフランジ部は軽合金を使用する事で大幅な軽量化が可能となった。機械の先端部重量の軽量化により全体の機械剛性に有利な影響となった。

2.医療機器

対 象:検体検査装置
機 構:反応槽や試薬冷却庫の回転部分
従 来:リングレールをカムローラーやVローラー数か所で回転案内していた。

問題点:リングを3か所以上のカムローラーで支持する為それぞれのローラー当たり調整を均等に予圧をかけることが困難であった。
    また、荷重方向変化により回転体の変位が多く精度低下の原因となっていた。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

薄肉で大径ベアリングを使用する事で内部隙間の調整が不要で剛性が向上、精度が向上しメンテナンス不要となった。
組み立ても工数も取り付けボルトによる取り付けで低減できた。
回転動力もベアリング外輪に直接ギア(又はコグ)を設けることで部品点数の削減とトータルコストの大幅削減、機器のサイズをコンパクトにすることが出来た。
内輪に軽合金を使用し軽量化、外輪にエンプラ樹脂を用いることで耐薬品性能が向上し機器全体の軽量化に寄与した。

3.工作機械

対 象:オートツールチェンジャー(ATC)
機 構:ATCドラム回転の外周回転部
従 来:大型ATCは内径側にツール入れ替え装置等機器が入るため外周部に回転案内が必要で、直径が大きい為VリングレールなどをVローラーで回転支持していた。

問題点:ツール点数が多いと荷重が大きくカムローラー、Vローラーで支持するが長期使用で摩耗による精度低下する為定期給脂や当たり調整が必要だった。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

薄肉で大径ベアリングを使用する事で内部隙間の調整が不要で剛性が向上、精度が向上しメンテナンス不要となった。
組み立ても工数も取り付けボルトによる取り付けで低減できた。
回転動力もベアリング外輪に直接ギア(又はコグ)を設けることで部品点数の削減とトータルコストの大幅削減、機器のサイズをコンパクトにすることが出来た。

4.工作機械

対 象:研削盤テーブル
機 構:旋回回転テーブル
従 来:テーブルベアリングにはクロスローラー、3ローラーベアリングを使用されている

問題点:高速回転テーブルには専用軸受を使用しているがモーメント荷重によるチルト角(傾き変位量)を抑えるため大径ベアリングを選定するが直径が大きくなると
    周速度が上がりトレードオフの条件となっていた。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

テーブル外周部にスラストベアリングを併用配置することでチルティングモーメントに対して直接荷重を受け傾き剛性が大幅に向上した。
スラストベアリングはボールを使用し高速回転に対応。また、角度割り出しや重切削用にはスラストニードルベアリングを外周に併用することで大きな荷重にも対応が可能

5.巻線機、巻き取り装置

対 象:巻き取りドラムのチェンジャー
機 構:ドラムの回転部
従 来:大半が静止状態だが、片持ちでモーメント荷重が発生する為クロスローラーベアリングを使用する事が多い

問題点:直径が大きなクロスローラーベアリングは高価でコストダウンが進まなかった。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

薄肉で大径ベアリングを使用する事で内部隙間の調整が不要で剛性が向上、精度が向上しメンテナンス不要となった。
組み立ても工数も取り付けボルトによる取り付けで低減できた。
回転動力もベアリング外輪に直接ギア(又はコグ)を設けることで部品点数の削減とトータルコストの大幅削減、機器のサイズをコンパクトにすることが出来た。
外輪ハウジングは軽合金を使用して軽量化、取り付けフランジ構造を機械に合わせた形状にすることでコンパクト化が出来た。
トータルコスト削減を達成した。

リニアガイド(直動)の適応例

1.医療機器

対 象:X線装置、CT
機 構:寝台スライド機構
従 来:該当直動部は市販品の循環式リニアガイドを採用するのが一般的である。

問題点:市販リニアガイドはレール高さとブロック高さがありスペースが必要だった。
    各社とも同様の機構が多くデザインに差別化されていなかった。
    ユニバーサル設計にて低床化を必要とした際、高さ方向がネックとなっている。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

KMF有限ストローク方式はレール高さ8mm~20mmと大変薄く低床化とスリムなデザインが可能となる。
方式はクロスローラーリニアガイド(2条)、複列ローラー(4条)等自由に設計が可能で長尺スライドの場合も同じ高さの範囲で2段スライドも対応可能。
寝台両端での直動案内の為横方向の傾きに強い。
レール、ケージ&ローラーのみの構造で安価である。

2.医療機器

対 象:X線Cアーム、マンモグラフィ、アンギオグラフィ、歯科チェア
機 構:昇降リフターユニット
従 来:電動式の場合、市販の昇降リフターユニットを使用するか、油圧方式の場合はテレスコピックでローラー案内が多い。

問題点:市販のリフターユニットはセットになっており開発費の削減に効果的だが高コストで他社との差別化も少ない。
    カタログより選定となり要求仕様に合わせた特注の場合コスト高となる。
    直動案内部分は樹脂の滑りであり、モーメント荷重には不向きである。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

KMF有限ストローク方式のリニアガイドでレールは熱処理された2mm厚みのシートメタルを使用。ケージ&ニードルと合わせて厚み(高さ)は7mmの範囲で構成可能
内筒と外筒の隙間7mmに設置することで多段テレスコピック構造が可能。内筒外筒を鋳物を使用する事で非常に大きなモーメント荷重を許容可能となる。
伸縮部分を極限まで小型化可能で低床化も自由に設定できるため、Cアームで足先まで寝台下のスペースを確保しやすい。

3.半導体製造装置

対 象:チップマウンター、ハンドラー等
機 構:グリッパー用直動リニア、超高速ストロークピック部分
従 来:市販品のミニチュアリニアガイドを使用している。空圧の場合はシリンダー駆動の為直動ガイドは少ない。

問題点:電動化が進んでおりグリッパーなどは電動化のために直動ガイドが必要。大半が市販品ミニチュアリニアガイドを採用するが小型故高コストのため安価品は滑りを使用している。
滑りは摩擦係数が大きく摩耗する為長期間の使用に向いていなかった。転がりのリニアガイドは高性能だが高価で定格荷重が小さめで大きな把持力はユニットが大型化してしまう。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

小ストロークでミニチュアサイズのガイドにはKMF有限ストロークリニアガイドを使用する事で大幅な小型化が可能。
部品点数が少なくガイドのボディに軽合金が使用できるため軽量化が可能で高加速度往復運動する部分にはイナーシャの軽減による性能アップ、機械の疲労軽減など大きなメリットがある。
有限ストロークで薄い軌道面のため、球サイズを最大化可能で定格荷重の大幅アップが可能。
オーダーメイドで長さ、幅、ストローク対向スライダ等自由に変更が可能で予圧調整済みのユニットでの納入が可能

4.産業機械

対 象:ロールグラニュレーター、圧密機、粉砕機など
機 構:ロール位置調整スライド
従 来:ロール間隙間調整にはボルトの押しねじで調整していたが、スライド部は金属面に乗っている。
問題点:ロール間調整の際微妙な隙間調整に金属面滑りだと誤差が出て調整が困難だった。食品製造機の場合、毎日分解清掃が必要でその際にロールを大きくずらす際摩擦が大きく手間がかかっていた。

オーダーメイドベアリングを使用する事で改善した

ロール移動部分を金属面滑りからニードルガイドを使用する事で非常にスムーズにロール幅調整が可能となり微妙な調整から清掃の際の取り外し時間も大幅に短縮できるようになった。

FT エンジニアリング のソリューション

革新的なシステムソリューションをご提案いたします

こちらより、PDFがダウンロードできます。(是非拡大してご覧下さい)

コンパクト化、コストダウンを実現します

既存の軸受と製造方法が違います

既存の軸受けの場合
鍛造~切削~熱処理~研磨等々
=工程が多く製造に時間とコストがかかる。材料を削るので無駄が多い。

KMF社の軸受けの場合
特殊転造~巻き加工
=無理無駄がなく低コスト。材料を削らないので無駄がない。
更に、工程が簡素化されるので、全体設計において、コスト削減が図れます。

※お問合せ、ご相談下さい。詳しくご説明します。

主力製品

各タイプ保持器
樹脂保持器は全て連続した紐状で生産されます。使用したい軸受の周長に合わせて切断することでいかなるサイズにも対応可能です。高品質高精度で大手軸受メーカーに供給されています。

スリム・スプリット・ベアリング
スリム・スプリット・ベアリングはステンレスの非切削機械加工で製造されています。超薄肉ベアリングは断面が3.15mmで直径は最大1,000mmまで対応可能です。取付方法の合理化が可能でコストダウンの決め手です。

スリム・スプリット・ベアリング、クロスローラーを用いた旋回輪
スリム・スプリット・ベアリングを内部に使用した旋回輪です。ギア付き等、お客様の用途、設計に応じて自由にカスタマイズが可能です。材質も鉄系材料から軽合金、樹脂など幅広く選択可能です。

スリム・スプリット・ベアリング
・スラストクロスローラー
・アンギュラーローラー
・クロスローラー

スリム・スプリット・ベアリングはクロスローラータイプの内外輪もあります。ローラーの配置によりスラストやアンギュラーもあります。断面角サイズは8mm角、13mm角、20mm角が用意されます。

特殊ボールブッシュ保持器
KMF樹脂保持器はボールブッシュ用も様々なタイプがラインナップされています。らせん組み立て型、インターロック型などで直径、長さも自由です。1部品で直動と回転に対応が可能です。

有限ストロークリニアガイド保持器
KMFは有限ストロークリニアガイド(直動案内)も供給可能です。クロスローラータイプと4点接触玉方式があります。転動体付きケージとレールのセットまたは単体で供給可能です。

特殊円弧ガイド
スリム・スプリット・ベアリングを応用した円弧ガイドです。円弧の曲率や角度を自由に設定可能です。4点接触玉軸受で上下左右からの荷重を受けます。特殊用途に選ばれています。

軸受け精度に関する情報

KMFは1種類のベアリングでJIS0級からJIS5級(P5級)まで対応可能

ベアリング+周辺商材を世界から

ご相談の進め方

■この提案は軸受単体の販売のケースだけではなく、お客様の設計・開発段階から弊社はベストソリューションを提供するフローです。
■概ね型番が決まっている際は、荷重条件の確認など行わせていただきます。
■弊社は軸受だけではなく、シール選定、減速機や弊社扱いの無い部品に関しても設計協力いたします。
■設計、開発業務の委託も承っております。

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